2017年7月1日(土)
クルーズ 10日目。
5:40am 何故か、クルーズに来ると早起きしてしまう?!
なんでやねん??(因みに俺は関西人ではないが)
で、お天気は曇り。
今日の船内新聞では、気温は18℃。今は風が冷たいが、昼間は大丈夫かな?!
朝食はリドでお粥とオムレツ
8:00am 今日も朝食はビュッフェレストランのリドでいただく。
そして、メニューはいつも通りお粥(CONGEE)。
担当クルーは今朝も何も言わずにお粥をよそってくれる。
サイドメニュー、俺はいつも通り オリジナル・オムレツ。
かあちゃんは、Smoked Salmon で、腹を満たす?!
8:40am 朝食を終え、シービューバー(Sea View Bar)で一服する。
のどかな風景が見えてきた。
今日でスコットランドは4日目だが、連日のように周辺はのどかな風景が広がっている。
何もない(訳じゃないが)海上に大型の船が停泊している。
何してるのな??
あくまで想像だが、海底油田から原油をタンカーに積んでるのかもしれない?!
何か凄くねぇ?!
サウス クイーンズフェリー(South Queensferry, Scotland)へ
9:15am 上陸準備を整え、まずテンダーチケットをもらうべく、クイーンズ ラウンジ(Queen’s Lounge)へ。
ところがクイーンズ ラウンジへ行ってみると、チケットは必要ないとのこと。
と言うことでギャングウェイからテンダーボートに乗り港に向う。
それはそうと今回3度目のテンダーだ。
約10分程で、エジンバラ(Edinburgh)への玄関口、サウス クイーンズフェリー(South Queensferry)に到着した。
港を出たところで現地ガイドに地図をもらい、エジンバラへの行き方を聞くと、『(シャトルバスを使うと良い)』 とのこと。
港のすぐ近くにシャトルバスの案内料金は、GBP10, USD15, EUR15。
本当に USD はどこでも通用するものだ?!
少ない脳味噌をフル稼働させ、計算してみる。
当初、USD で払った方が良いかな?!
と思ったが、計算(?)してみると GBP(£)が1番安いと判断。GBP20 をお支払い。
バスは港(サウス クイーンズフェリー)を出発し、これまたのどかな風景が広がる場所を通り、高速道路に入る。
しばらく行くと都会の風景が広がってきた。
左側最前列の座席を確保したので眺めがとても良い!!
ここは英国なので車両は当然左側通行。
ただ何となく海外は右側通行と勝手に思い込んでいるのか、俺の勝手な先入観の問題だろうか?!
サウス クイーンズフェリーから約40分、バスはスコットランド国立公文書館前に着いた。
復路は午後3時からとのアナウンス。
時刻は午前11時前なので、4時間以上ある訳だ?!
まぁ、こればかりは仕方ない。
とりあえず、午後3時まではあちらこちら散策出来るかな。
バスに同乗していたガイド(?)にエジンバラ城への行き方を聞いた。
とても親切に教えてもらい早速エジンバラの街を歩く。
イギリスに限らず、ヨーロッパは本当に石造りの建物が多い。
教えてもらった通り、歩くこと約10分。
エジンバラ城が見えてきた!!
エジンバラのシンボル・エジンバラ城へ
エジンバラ城へ向って歩いて行くと、段々人が増えてきた。
お城なので参道とは言わないだろうが、沿道にアコーディオンを弾いた女性がサングラスをかけた犬を連れている。余計なお世話かもしれないが、ワンコも迷惑な話かもしれないね?!
城内に入ろうとすると、「The Royal Edinburgh Military Tattoo」と書かれた案内板。
ご存知の方も多いと思うが、Military Tattoo とは ” 刺青 ” ではなく軍隊の帰営ラッパのこと。
ここでは各国の軍隊(音楽隊)の演奏が毎年行われる。
陸上自衛隊中央音楽隊は2017年8月4~26日まで自衛隊として初参加するらしい。
Military Tattoo のゲートを通り抜け、チケット買おうとすると物凄い長蛇の列?! 購入するまでに30分位並んだ。
待っている間に、ザイデルダムのエクスカーションのゲストが悠々と城内に入って行く。
う~ん、こんなことならエクスカーションを申し込んでおけばよかったかも?!
ただ、船のエクスカーションって、$$$ 何だよね (^^;
チケットを購入しようやく城内へ。
岩山の上に建つ城だけあって、眺めがとても良い!!
ただ、とにかく人が多い。
我々の周辺に韓国の若者が多くいて、皆はしゃいでるので話し声がとてもうるさい。
まぁ、若者はそんな物?! きっと自分もそうだったのだろう?!
エジンバラ城でスコッチ・ウィスキーのテイスティング
あまりの人の多さに少し疲れてきた。
すると、土産物屋のような建物が。
どうやらウィスキーのお店らしい。
「Tasting Today」の看板を発見!!
呑まない訳に行かないでしょう?!
テイスティングした物の銘柄は忘れたが、スコッチ・ウィスキーも美味いね (^^v
で.. 店内には色々なスコッチ・ウィスキーが所狭しと並んでいる。
ただ俺が知ってる銘柄は1種類のみ。
中でも1番高い物は、GBP3400!! 6/30 時点の為替相場で計算すると¥482,086。
「よんじゅうはちまんにせん円 」だぜ~?!
さすがに35年物は高いのか。
テイスティングを終え景色を眺めていると、韓国人のカップルが写真を撮ってくれないか? と言ってきた。
スマホの操作に慣れてない俺だが、撮影後に確認してもらい何とかOK?
ついでと言っては何だが我が家も撮影をお願いした。
すると、韓国人の彼は構図を変え3枚も夫婦の2ショットを撮影してくれた!!
民間レベル(?)では全く問題はないのだが..。
午後1時前、大砲が置いてある場所に多くの人が集まってきた。
暫くすると、兵士が現れ、大砲に弾を込めた。
1:00pm 兵士が大砲を発射!!
もうすっげー音なんてもんじゃない!!
もちろん空砲だが、これは元々船の航行を助ける目的で始まったらしい。
でもこれは必見。
プリンセス ストリートで一息
ひと通りとは言えないが、ある程度エジンバラ城を見学した。
本当はまだまだ見所は多くあるのだが、あまりの人の多さに疲れがでてきた。
今思えばもっと見ておけばよかった?!
エジンバラ城を後にし、参道にバグパイプを持った2人の若者が演奏中。
これが、中々上手い!!
失礼ながら、観光客相手に小遣い稼ぎかもしれないが、頑張れよ!!
エジンバラ城から急な坂道を下り、街で1番(?)の繁華街のプリンセス ストリート(PRINCES ST)にやってきた。
土曜日と言うこともあってか通りは人が多い。
プリンセス ストリートから見る、エジンバラ城。
あくまで個人的意見だが、お城は中も良いけどある程度離れた所から見るのが1番かも?!
さすがに腹が減ってきた。
Marks and Spencer の地下にフードコートを発見!!
サンドウィッチとジュースで小休止。
隣の土産物屋を物色する。
かあちゃん、お気に入りの銘柄のストールもあったようだが、欲しい柄が無いようだった。
昨日、ネス湖のビジターセンターに気に入った柄の物があったようだが、それを買わなかったことにとても後悔していた。
3:00pm 帰り(復路)のシャトルバスに乗り、船に戻る。
サウス クイーンズフェリーの埠頭からテンダーボートに乗り込み、ザイデルダムへ戻る途中、ヨットの集団が前を横切る。
20隻位だったかな?
ヨットが通過するまでテンダーボートはその場で待機?!
好きな時に好きな物が食べれる?
4:30pm 昨日よりも更に遅いランチ。
でもさすがに腹減った..。
夕飯まで3時間半しか無いが、何も喰わずにいる訳にはいかない。
でも、クルーズってマジ良いよね?!
好きな時に好きな物が食べられるなんて。
で、俺はパスタコーナーで魚介系の具を中心としたトマトソース・パスタ。
写真はないが、かあちゃんは フルーツ と アイスクリーム。
ふと外を見ると、今朝、停泊していたタンカーがまだいる。
で、よく見ると船の喫水線が随分と下がっている。
やっぱり、原油の積み込みをしていたんだろうか。
数日前、スタバンゲルで行った博物館。
我が家の生活で化石燃料は欠かせない?!
だが、その化石燃料を運ぶのは本当に大変なこと。いかに節約するかなのだろうか。
ランチの後は、恒例の GREENHOUSE SPA へ。
かあちゃんが先に Thermal Suite へ行くと、ラウンジャーに大統領とお友達がいた。
すると、大統領が声を掛けて来た。
『( 旦那はどうしたの? )』 と言われたらしい。また、大統領は今日我々をエジンバラ城で見かけたとのこと。
大統領達は LA 在住の韓国人だと話してくれた。
先述したが、民間レベルでは何もわだかまりはないのだが、外交は本当に難しい?!
今夜のディナーはメインダイニングで
Evening Attire : Smart Casual
8:00pm 今宵もメイン・ダイニング( VISTA DINING ROOM )で夕食をいただく。
今日は7時からのプレゼン(明日の寄港地)もなかったので、時間的には余裕と思っていたが、スパでのんびりしすぎたかもしれない?!
まずかあちゃんの前菜は、Smoked Mackerel with Lentiles and Apple-orseradish。
名前が長過ぎる.. (^^;
俺は、Bay Shrimp Cobb with Celery Slaw。
俺のスープは、???
昨夜に引続き、メニューの写真を撮ってあるにも関わらず、料理名が解らない。
見た目からコンソメ系のスープだと言うことは解るのだが?!
かあちゃんのメインは、Bloiled Halibut with Lime-Tarragon Aioli。
俺は、Slow-Roasted Strip Loin of Beef。と今宵も流儀(?)を貫く (^^;
また、今宵は食事中にバグパイプの演奏が行われた。
ただとても残念なことに我が家のテーブルには着てくれなかった。
デザートは、かあちゃんは Strawberry Cream – Cheese Tortchen。
俺は、German Chocolate Cake。
もう腹いっぱいだ?!
デザートも食べ終えてコーヒーを飲んでいると、サーバーの Daru が5色の砂糖をテーブルに並べ、『( ひとつ好きな色を選べ )』 と言う。
ひとつを選ぶと Daru は、コーヒーカップの下から同じ色の砂糖を取り出した。
これにはびっくり!!
種明かしはしてくれなかったのだが、かあちゃんとその方法を考え、Daru に仕返し?!
ところが、即効で種がバレ、3人で大笑い。
それにしてもあの手品は見事な技だった!!
そうそう、今宵食事の最中にスコットランドの伝統料理、ハギス が振舞われた。
ご存知の方も多いかと思うが、ハギスとは羊の内臓を羊の胃に詰めて茹でたもの。
少しだけ食べたが.. もういいや (^^;
10:00pm 食後の一服をすべく、デッキ9に行くとテンダーボートを収容していた。
テンダーボートの後部に表示されている、ROTTERDAM の文字。
数日前、この船はロッテルダム(MS ROTTERDAM)の積載船だと思ったが、ザイデルダムはオランダ船籍。HOME PORT(母港)はロッテルダムなので、ROTTERDAM と表示されている訳だ!!
食後の一服を終え、自室に戻るといつものようにタオルアートと明日のナビゲーターが。
明日はいよいよ最後の寄港地、ニューカッスル アポン タイン(New Castle Upon Tyne)。
では、また明日 (^^v
to be continued 12th day
New Castle Upon, Tyne, England