2017年6月23日(金) 6:00am
クルーズ2日目、例によってまたも早く起きちまった。
今年1月からホーランドアメリカラインもベランダが禁煙になっちまった。
急に決めたクルーズと言うこともあって、今回はOcean View Room にした。
ベランダも禁煙だし (^^;
2年前、初めてホーランドアメリカラインのユーロダム(MS EURODAM )に乗った時はデッキ4 だったが、ベランダもあったので一服するのもそれほど面倒じゃなかったが、何しろ今回は デッキ1の前方(Forward)。
喫煙所のあるデッキ9 後方に行くまでが少々面倒だが。
まずは一服するか?!
熱いコーヒーを飲みながら、穏やかなノルウェーの景色を望む。何か良いね、この時間が!
メインダニングで優雅に朝食
7:30am クルーズ2日目の朝食は、メインダイニングルーム(VISTA DINING ROOM)で。
メインダイニングは営業時間が割と短いので、ついついカジュアルに食べられるビュッフェレストランのリドに行ってしまいがち。
リドは時間が無い時、サッと食べらるのは非常に良いのだが、若干(?)騒がしいところはあるが?!
そう言う意味で、メインダイニングはのんびり落ち着いて食べられるのは良いかも?!
で、かあちゃんは ペストリーと Swedish Pancake。
パンケーキとは書いてあったが、まるでクレープのようらしい。でも味は悪くなかったようだ。
で、俺は例によって(?)今回もオムレツに。
リドのオムレツも好きな具材を選べるが、ここも同じように作ってくれる。
メインダイニングでのんびりと朝食を頂いた後、デッキ10 から景色を望む。
今回最初の寄港地オスロへは 10:00am の到着予定なので、もうしばらく時間がある。
先述したが、今回乗船しているザイデルダムの船内構造はユーロダムと基本的にほぼ同じなので、あえて船内散策をする必要はない。
若干(?)古いのが気になるが (^^;
そうこうしている内に、遠くにオスロの街並みが見えてきた。
更に遠くの山にはスキーのジャンプ台が見える。
冬場はスキー・ジャンプのワールドカップが開催されるのだろう?!
小さな島に何軒ものカラフルな色合いの家が並んでる。
何かストックホルムを思い出す。
更にしばらく進むと、本当に小さな島(岩礁?)の上に建物が。
始めは教会(?)とも思ったが、建物の外側にテーブルがセットされている?!
と言う事は海上レストランなのかもしれない。
お城が見えてきた。
アーケシュフース城だ!!
ウォルドディズニーワールドのエプコット・ワールドショーケース(WDW, EPCOT-World Showcase)のノルウェー館のアーケシュフース・レストランはこのお城がモデルになっている。
更に聞いたところでは、「アナと雪の女王」でエルサとアナが住む王国の城はこのアーケシュフース城がモデルになっているらしい。
一応、ディズニーに興味を持った物として、感慨深い物がある。
アナと雪の女王のモデルになったアーケシュフース城(Akershus Slott)へ
9:52am ザイデルダムは最初の寄港地、オスロに到着した。
しかも目の前はアーケシュフース城。
自室に戻り、出場(上陸)準備を整えて、いざノルウェーに上陸だ!!
かあちゃんもそうだが、俺も初めて訪れるオスロ(ノルウェー)。これで18カ国目だ (^^v
船を降り早速アーケシュフース城へ向う。
今回もエクスカーションは殆ど入れていない。
で、今回もほぼ全ての寄港地は自力観光。ただ事前にある程度(?)下調べはしたが?!
城の下にあるゴミ箱。
なんだかお洒落なデザインだと思うのは俺だけか?!
しかも上部は灰皿になっている!! 喫煙者にとっては大変有難い。
でもここで一服しなかった。
アーケシュフース城へと続く長い坂。
北欧は本当に石畳が多いので、マジで疲れる?!
石畳の坂を登り城内へ。
有料だが内部を見学することもできるが、我が家はまだこの先も色々と予定があるので、サクッと見て撤収する。
で、ここアーケシュフース城は1299年に建てられたがその後火事で大部分が焼失してしまい、1600年代前半に修復されたらしい。}
またここは今は軍事色のないお城だが、大昔は軍事要塞だったようだ。
今でも国の公式行事に使われるようで、城内への出入口には M16A4(?) と思われる自動小銃を携えた衛兵が警備をしている。
ただ、この衛兵、俺らの事さっきから凄く睨みつけるんだよね?!
ノーベル平和賞授賞式会場のオスロ市庁舎へ
アーケシュフース城をサクっと見学し、裏門(?)から市街地へ。
そして次の目的地へ向う。
割と広めの通りに沿って、トラムが並走している。
コペンハーゲンにはなかった(と思う)がストックホルム、ヘルシンキ共に市内にトラムがある。北欧は環境にとても配慮してるな!!
アーケシュフース城(裏門?)から歩くこと約15分。
次の目的地、オスロ市庁舎が見えてきた。
ノーベル賞(授賞式)と言えば、ストックホルム市庁舎(スウェーデン)だが、ノーベル平和賞のみここ(オスロ市庁舎)で授賞式が行われる。
また内部の見学もできるので、勿論行って見る?!
重厚な市庁舎の入口脇の壁には16枚の木彫レリーフが。
北欧の神話がテーマであると後にかあちゃんから聞いた。
で、早速庁舎内を見学しようとすると、なんと、CLOSED!!
例のガイドブックには “無休” とあったのだが。
遥か遠く、日本からやって来たのに残念だ。
気を取り直し(?)次の目的地、ノーベル平和センターへ。
場所は通りを挟んだ市庁舎の前。
企画展など見る場合は有料だが、ギフトショップなどは無料で入ることができる。
館内には歴代のノーベル平和賞・受賞者の写真等が飾られている。
世界は未だに平和じゃないが!!
ムンクの「叫び」を見る
次は今回(オスロ)で1番行きたかった場所に向う。
埠頭の土産物屋でゲットした地図を見ながら次の目的地、国立美術館を目指す。
が、一昨日同様なぜか今日も道に迷った?!
左側に見える超・重厚な建物は、ノルウェーの王宮だ!!
だが先を急ぐので素通り(?)する。
王宮前から迷いながらも歩くこと約15分弱。
国立美術館に到着した。
意外に小さい?
入館料は、100NOK(¥1570)/大人。
が、何故か木曜日は “無料” と表示されている?!
因みに今日は金曜日。昨日だったら “¥0” で入館できたのに、何ともついてない (^^;
入館料を払いロッカーの鍵をもらう。手荷物はロッカーに預けるのだが、カメラは持参OK!!
で.. オスロでの最大の目的(?)は、ムンクの ” 叫び “ ( 生 : ムンクの叫び )だ (^^v
俺のように芸術や絵画に疎い方でも、さすがにこれはご存知のことだろう!!
因みにここ(国立美術館)には、” 叫び ” 以外のムンクの作品やゴーギャン、ピカソ、モネ、セザンヌ等の作品が展示されている。
昨日は無料だったが、有料でも観る価値はある!!
今回オスロでの最大の目的(?)である、” ムンクの叫び ” を鑑賞し終え、次の目的地へ。
ここはオスロ中央駅から西へ真直ぐに王宮へと向う目抜き通り、カール・ヨハン通り(Karl Johans Gate)。
多くのショップが軒を連ねる、オスロで1番の繁華街なのだろう?!
このカール・ヨハン通りは、道を挟んだ中央が公園になっている。
何処となくヘルシンキ(フィンランド)の The Esplanade Park を思い出す。
だが少し疲れが出て来た。
当初の計画ではこの後、オペラハウスに行く予定だったが、ここで断念?!
カール・ヨハン通りから約10分、ザイデルダムが停泊する港に戻って来た。
はて?? この港の風景、見覚えがあるような。
もしかしたら某公共放送のTV番組で見たのかな?!
ザイデルダムの手前に、レストラン船(漁船じゃないよな?)のような船が停泊している。
ギャングウェイ(Gangway)入口ではドリンクサービスが行れている。
そこでひとりのクルーが話しかけてきた。
彼の名は、Vincent( ヴィンセント : Philippines )。
少し話をしてると、何と彼の兄弟は東京:足立区に住んでいるとのこと。
いや~あまりにローカルな.. まぁ、何と言うか (^^;
アーケシュフース城を眺めながらのアジアンランチ
約2時間半のオスロ散策を終え、一旦自室に戻り身軽になったところで、リドでランチする。
かあちゃんは、巻き寿司 と フルーツ盛合せ。
俺は、炒飯や焼そば/炒め物などを一皿に盛った、アジアンランチ。
ホーランドアメリカのアジアン・コーナーはとても美味い (^^v
また野菜不足にならないように、サラダ・ボウル をかあちゃんとシェアする。
何しろクルーズ中は肉料理が多い。なので、できるだけ積極的に野菜を食べるようにする。
そして、もちろんデザートは欠かさない。
相変らず、甘すぎず美味いデザートだ (^^v
ノルウェー・オスロ.. アーケシュフース城を眺めながら頂くランチなんて、最高だね (^^v
ランチの後は、GREENHOUSE SPA へ 。
意外にもスパは誰も居らず、ガラガラ?!
Thermal Suite も Hydro Pool 共に貸切り状態!!
また、Thermal Suite から 外の景色を望むことができ、その窓の外には、アーケシュフース城。
極上の時間だ?!
約2時間近く GREENHOUSE SPA で、リラックスした後は、デッキ10の展望ラウンジのクロウズネスト (CROW’s NEST)で、のんびり読書。
ここには、The NewYork Times が提供するEXLORATIONS CAFE やライブラリーがある。
因みに、ジグソーはいつも満席だ?!
5:50pm ザイデルダムは、オスロの港を出港した。
今日はエクスカーションを入れず自力観光だった。
計画した目的(観光)すべてを果せた訳ではないが、それでもある程度(?)目的は達成できたかな?
ひとつ心残りは、オペラハウスに行かなかったことだが、それは次の機会(?)と言うことで。
でも次回って、何時になるのだろうか (^^;
ディナーはメインダイニングで
Evening Attire : Smart Casual
8:00pm 今宵のディナーも昨日(初日)に続き、メインダイニングでいただく。
テーブルにはTABLE NUMBER 8 Waiter Name DARU & AGUS と記されたプレートが置かれている。
席に着くと、DARU がメニューを持ってきた。今宵は何を喰おうかな?!
かあちゃんの前菜は、Vegetable Spring Roll。
具が野菜の春巻きなので、とてもヘルシー。また添えられいる、はるさめ(?)に掛かっていたチリソースがとても美味かったらしい。
俺は、Pickled Herring, Apples, Red Onion。
鰊の酢漬け、北欧では定番料理の筈?!
また写真はないがスープは、Shrimp & Calamari Chowder。
次にかあちゃんのメインは、CLASSIC : Wiener Schnitzel(仔牛のカツレツ)。
厚みはないがかなりデカい。さすがに完食するのは無理なようだ。
俺のメインは、Prime Rib of Beef au Jus。
筋や硬いところもあったが、味は決して悪くない。
デザートは夫婦揃って、ICE CREAM。
コーヒー&紅茶を飲んで、夕食は終了!!
楽しみにしていた夜のショー
9:45pm Deck-2/3 Forward のステージ ビスタラウンジ(Vista Lounge) へ。
今宵のショーは前回のクルーズ旅行のコーニングスダム(MS KONINGSDAM)で観てとても感動した one WORLD だ!!
またこのステージ( Vista Lounge )の観客席がとても特徴的。
前方半分くらいにはテーブルが備わっている。つまり、お酒を飲みながらショーを鑑賞できると言う具合だ。
10:00pm one WORLD が始まった。
ショーの内容は、コーニングスダムで観た物と変りはなく、華麗な唄とアクロバティックなダンスが繰り広げられる。
ただ比較するのも何だが、やはり270℃のLEDスクリーンを備えたコーニングスダムの方が迫力があるのは仕方ない?!
one WORLD を観終え、自室に戻る。
ビスタラウンジから我が家の客室まで徒歩約1分くらい。
過去のクルーズは、すべて上層デッキ(&船尾)だったので、ショー終了後自室に戻るには、エレベータに乗ったりとそれなりに時間が掛かったが、今回は意外に便利?!
自室に戻ると、ターンダウンされたベッドの上には明日の Navigator と Towel Art が。
昨日は慌てていたため、タオルアートはなかったので、今回初のタオルアート。
でも、これ何?
明日は2番目の寄港地、クリスチャンサン( Kristiansand )だ。どんなところなんだろう?!
それでは、今宵はこれで。
お や す み な さ い (^^v
to be continued 4th day
Kristiansand, Norway