クルーズのハイライト!パナマ運河へ【パナマ運河クルーズ旅行記⑩ Day10】

ザイデルダムから見たパナマ運河 2017年パナマ運河クルーズ

 

/ 2018年1月3日(水)

今日は今回のクルーズのハイライト パナマ運河です。

ただし今回のクルーズは太平洋側に行く航路ではないので、水路を経てガトゥン湖で停泊し、再びカリブ海にも戻ってくることになっています。

出典:http://www.pancanal.com

from Today’s Navigator

Weather: 86°F/30℃, Scattered Thunderstorms

Estimated Transit Times

・6:00am Passing Breakwaters
・7:30am Enter Gatun Locks Southbound
・9:15am Exit Gatun Locks Southbound
・10:00am At Anchor in Gatun Lake
・1:45pm Enter Gatun Locks Northbound
・4:30pm Exit Gatun Locks Northbound

パナマ運河のガトゥン閘門へ進入

ザイデルダムのデッキから遠くに見えるパナマ運河
6時に船首のデッキが開放されるということなので、がんばって5時30分に起床。
(旦那にとってはいつものことですが)

5分前にデッキに行ったら、既に先頭部分には多くの人が陣取っていました。

出遅れた!

この時間はまだ日の出前のためか、結構寒かったです。

旦那がオフィサーに他のデッキの船首も開放されないのか聞いたところ、ここより上階のデッキも開いているということなので、急いで上の階へ!

何と、まだ誰もいなくて一番のり!

もちろん、その後徐々にゲストが増え、熾烈かつ静かな場所取りが続くことになります。(笑)

6時過ぎ。
ようやく辺りが明るくなってきました。

下のデッキでは飲み物とサンドウィッチのサービスが行われていました。
残念ながら、私たちがいるデッキは広くないので、そのようなサービスはなく、ただ眺めているだけ。

お腹すいた~!

ザイデルダムから見るパナマ運河
7時過ぎ、前方に水門が見えてきました。
ガトゥン閘門です。

太陽が出ると蒸し暑く、日差しが強いので日焼けが怖い。
でも日が陰ると途端に肌寒く、半袖で来てしまったのをちょっと後悔。

でもせっかくの良いこの場所を動くわけにもいかないので、がまん!

パナマ運河ガトゥン閘門の最初の閘室
7:30am、予定通りガトゥン閘門の最初の閘室に入ります。

ガトゥン閘門には3つの閘室があり、それぞれで約9mずつ船を上昇させ、海抜26mのガトゥン湖に入ります。
閘室は大きな水槽みたいなもので、そこにすっぽり船が入り、水の力で船を上昇させます。

隣の水路では水門が開き、ガトゥン湖側からきたタンカーが進んできます。

機関車に牽引されながら船が前進します。
この機関車は日本製だと聞きました。

パナマ運河には幅の狭い区間があり、両側から機関車で船のポジションを安定させ、両脇の壁にぶつからないようにしているそうです。
確かに壁すれすれを通った時には大変驚きました。

機関車は急坂を上ります。
それだけ船が上昇するということですね。最大で27°の勾配があるそうです。

最後の閘室に入ったところで船尾に移し、今度は船の後ろから見てみます。

ザイデルダムから見たパナマ運河
次の船が最初の閘室に入ってきました。
閘室の水位の差があるのがわかるでしょうか?

遅めの朝食はビュッフェレストランで

9時過ぎ。
ちょっと遅めの朝食です。

私は2度目のエッグベネディクトとフルーツです。
旦那はいつもの同じもの。
飽きないですね〜。

朝食後は、デッキ10のクロウズネストへ移動。

クロウズネストは船首にある展望ラウンジ。
ただ、やはり前方の特等席は埋まっていました。

しばらくソファーで読書をしていたのですが、気がつくといつのまにか寝てしまい。。。

ただ、ここは冷房が効きすぎているのか、めちゃくちゃ寒い!
フリースを着ているのに、寒くて凍えていました。。。

ガトゥン閘門を抜けてガトゥン湖で停泊

ザイデルダムから見たガトゥン湖

10時過ぎ。
船はガトゥン湖に入り、ザイデルダムはここでしばらく停泊します。

周囲には多くの船がパナマ運河待ちしています。
一日に航行する船の数は35~40隻だそうです。

この頃から雨が降り出しました。
デッキで見ていたら大変だ!

11時30分過ぎ。
ランチが始まったので、ビュッフェレストランのリドへ移動します。

でも先ほど朝食を食べたばかりでお腹は空いていない!

ということで、デザートとフルーツを食べることに。
(お腹が空いてないのでは?ということは気にしない)

今までのクルーズではあまりみることがなかったマンゴーがありました。
美味しかった!

リドでバリ島出身というクルーから少しインドネシア語を教えてもらいました。
挨拶や”ありがとう”は知っているので、「オレンジジュースをください」を教えてもらい、早速使ったら グアバジュースがでてきました。(笑)

*私たち夫婦はホーランドアメリカでの最初のクルーズの時に、インドネシア語を少しクルーに習って以来、いつもインドネシアのクルーにはインドネシア語で挨拶するようにしているのです。

お腹は空いてないと思ったけど、結局お寿司を食べてしまった。。。

再びガトゥン閘門に進入。閘室の壁が目の前に


1:45pm、再びガトゥン閘門に進入する予定なので、今度は部屋のベランダから見ようと思い、部屋に戻ります。

でも、なかなか船は進まない!

結局、45分遅れで進入が始まりました。

帰りは海抜26mのガトゥン湖から海抜0mのカリブ海へ移動します。

デッキ8の部屋のベランダから見た風景です。

でも見る位置が高いせいか、水位の変化が実感できないので、デッキ3のウォーキングトラックから見ることに。

機関車がこんな近い場所にいます。

水位が下がると、閘室の壁がこんな近くに!
わずか10cm程度の場所にあります。
よく船がぶつからないな~と感心します。

パナマ運河の凄さを実感するには、高い場所からではなく、機関車が通るくらいの位置から見るのが一番です。
せっかく部屋のベランダから見ようと思い、(料金が)高いベランダ付きの部屋をとったのですが、あまり意味がありませんでした。。。

まだパナマ運河を通り抜けるまでには時間がかかるので、私たちはこれで見学をやめてスパに行くことに。

旦那は、いつもはロッカーに置いてあるビーチサンダルが入っていないので、スパの受付で別のロッカーのキーをもらったところ、そのロッカーにも入っていなかったといって怒っていました。

今回のスパの受付のクルーは対応がイマイチ?(いや、ロッカーを管理しているのは受付のクルーではないのですが)

スパの帰りにリドを通ると、いつものアイスのクルーが声をかけてくれました。
この時間はアイスのサービスはやってないのに、特別にサーブしてくれました。

今日のフレーバーはラズベリーチーズケーキ。
美味しい!

危険情報レベル1の町、パナマのコロンへ寄港

ザイデルダムから見たパナマのコロン

18:00pm  コロン(パナマ)に到着。
あたりは薄暗くなってきています。

デッキからコロンの町を眺めてみると、今までに寄港したどの町とも違う雰囲気を感じます。

コロンは外務省の海外安全情報(危険情報)でも「レベル1=滞在には特別な注意が必要」と指定されている場所です。
そう、治安が悪い場所なのです。

そんな場所なのに、これから外にでようとする私たち。
薄暗い中、外に出るのはちょっと怖い。

もちろん外に出なくても良いのですが、せっかくパナマまで来たのだからと勇気を出して町に出てみます。

ちなみにAll Aboard は7時30分です。
コロンに停泊しているのはわずか1時間30分。

とりあえずクルーズターミナルの近くにあるショッピングセンターに行ってみることに。

写真右のカラフルな建物がショッピングセンターです。

エクスカーションで出かけていたゲストが船に戻ってきています。
パナマでのエクスカーションは、ガトゥン湖に停泊している時にテンダーボートなどに乗り換えて出かけていったようです。

クルーズターミナルでは、民芸品を売っていたり、民族楽器の演奏などもありました。

ターミナルの中はには数軒のショップが入っていました。
私たちもここでお土産を買いました。

セキュリティの手前にショッピングセンターに行くための通路がありました。
なんと通路は金網で囲まれています。
つまりセキュリティから外にでることなくショッピングセンターに行くことができるのです。

お正月というこもあり、ショッピングセンター内のお店はあまり営業していませんでした。
その中で営業しているレストランでは、みんな楽しそうに食事しています。
こういう風景はどこでも同じですよね。

いくつかのお土産物屋さんを見たのち、船に戻ります。
私たちのコロン滞在時間はわずか30分。

コロン(パナマ)の街中の風景
金網の隙間から見た町の様子。
道の向こうには、建物や普通の家も建っています。
でもあまり電気が灯ってなく暗いです。

コロン(パナマ)のショッピングセンター

船に戻り、部屋のベランダから見た町の様子です。
やはり外を歩くのはかなり勇気がいりそうですね。

有料レストランのステーキハウス・ピナクルグリルでのディナー

ザイデルダムのピナクルグリル

8:00pm  今夜のディナーは有料レストラン、ステーキハウスのピナクルグリル(Pinancle Grill)です。
事前にWebから予約を入れておきました。

ソムリエの一人が私たちが半年前にも乗船していたことを覚えていてくれました。
でも他のクルーは半年前とはほとんど替わっていました。
(旦那のことを「社長」と言っていたソムリエもいなかった)

Amuse

Jumbo Shrimp Cocktail

前菜は2人とも同じ Jumbo Shrimp Cocktail。
プリプリで大振りのエビです。

Lobster Bisque

10 oz Filet Mignon with Garlic butter Source

Steamed Alaska King Crab Legs

旦那のスープ、Lobster Bisque。
サーバーがクリームで “顔” を描いてくれました。^^

旦那のメイン、10 oz Filet Mignon、ソースは Garlic butter。
ステーキは、7 oz から23 oz まで選べます。
またソースもガーリックバター以外にも5種類あります。
焼き加減は ミディアム で。

私のメインは、Steamed Alaska King Crab Legs。
半年前のクルーズでも食べたものです。
でもCrab の上に茹でた野菜がのっており、食べづらい。
以前のようにCrab Legs だけで良いのに。

Roasted Baby Carrots と Grilled Asparagus

Pinnacle Souffle

Grand Mariner Chocolate Volcano Cake

サイドでオーダーしたのは、Roasted Baby Carrots と Grilled Asparagus。
でもメインだけでもうお腹いっぱいになってしまいました。

旦那のデザート、Pinnacle Souffle。
私のデザート、Grand Mariner Chocolate Volcano Cake。
これはかなり甘かった。

 

最後にチョコレートとコーヒー/紅茶。

4度目のピナクルグリルですが、今回も美味しくいただきました。

今夜のGrand Mariner Chocolate Volcano Cakeのお食事とデザートのメニューはこちら

今夜のタオルアート

夜になって雨が強くなり、船が揺れ始めました。
どうやら雷もなっているよう。

明日は最後の寄港地、コスタリカです。
どんなところなのでしょう?楽しみです。


コスタリカのプエルトリモンのレインフォレスト

to be continued 11th day
Puerto Limon, Costa Rica

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