雪の中を走る鉱山鉄道で国境越え【ディズニーワンダーで行くアラスカクルーズ旅行記 ⑦】

2011年アラスカクルーズ

5月6日(金) 5日目 クルーズ4日目 8:30am 起床
目覚めると船は Skagway Port に既に入港していた。 ベランダに出て、一服ついでに天気と気温を確認する。天気はあいにくの小雨、ただ気温は思ったほど寒くない。
でも今日はオプショナルツアーで外出(下船)するのでやはり防寒対策は必要だろう。少し雨も振ってるから、面倒だが傘とレインコートは持っていくか!?


Deck-3 Aft
Parrot Cay Buffet

10:00am 朝食は昨夜と同じ Parrot Cay にした。 ただ朝食としては非常に時間が遅いがこれには訳がある。
Parrot Cay での朝食も Beach Blanket 同様ブッフェスタイルだが、テーブルへはクルーが案内してくれる。
それじゃ、(料理取りに)行きますか..?! ブッフェだからメニューは基本的に Beach Blanket とほぼ同じかな?

ご覧の通り ↓ 、昨日とほとんど変り映えのしない朝食メニュー。で、そもそも野菜がないし.. ダメだね~!?
昨日と違うところは、オムレツだ。 いつもはスクランブルエッグだが、今朝はその場で焼いてくれるオムレツにした。 まぁ、かあちゃんもほとんど同じような内容で野菜がないが、それでもフルーツは食べるので俺よりマシかな!?

で、今日は何故こんなに朝食の時間(10:00am)が遅いかと言うと、この後オプショナルツアーに参加するのだが、出発(集合)時間が 0:00pm 所要時間4.5 ~ 5時間のツアーなので、お昼も兼ねられるよう遅い朝メシにした。


Tender Boat Drill
 in Skagway port

Parrot Cay での朝食を終え窓の外を見ると、港内ではクルーが船から Tender Boat を降ろし、船の操縦訓練を行ってるようだ。
なるほど、こう言う所で訓練や船の確認するんだ、お疲れ様です!


Deck-3 Forward
Wavebands

0:00pm オプショナルツアーに参加するため集合場所の Deck-3 Forward, Wavebands へ。
中に入るとツアー参加者が結構いる。クルーからツアーへの簡単な説明があり、7~8組位にグループ分けされた。
我が家が参加するオプショナルツアーは Yukon Suspension Bridge, City and White Pass Railway
さぁ、オプショナルツアーに出発! Deck-3 の Gangway から下船する。そして、いよいよアラスカに上陸だ~!! (^^v

それにしても.. 至近距離で改めて見ると DISNEY WONDER は、ほんとにデカい船だ!!
また、こんな近い距離で船首を見ることなんて、滅多にないよなぁ~.. お、写真撮らなくては (^^;

White Pass & Yukon Route(ホワイトパス&ユーコン鉄道) に乗るため、まずはバスに乗る。船のすぐ近くに列車が停まってたので、てっきりこれに乗るものだとばかり思っていたが違ったらしい。
バスが出発して3分弱(くらい?)で駅に着いた.. なんだ、すっげー短い距離じゃねーか..?! これなら充分歩いて来られるんじゃねーの?! バスを降り、列車に乗換ていよいよ出発だ。

列車に乗り込むと、車内にはストーブが置いてある。もしかして、そんなに寒いのか..?
でも、今日は焚いてる気配がないから、それほど寒くないのかな..? そう言えば、日本でも東北の方で、ストーブ列車ってあったような.. 確かストーブの上で スルメイカ とか焼いて食べてる人いたよなぁ..!?
なんだ、こんなことなら スルメイカ日本酒 でも持ってくればよかったかなぁ~?! (^^;


White Pass & Yukon Route
Skagway, Alaska

列車が出発したところで、まずはここ Skagway と White Pass & Yukon Route について説明すると..
とあるガイドブックによれば、Skagway は1896年に金鉱が発見されて(Gold Rushで)造られた街だそうだ。その2年後、1898年に White Pass & Yukon Route(ホワイトパス&ユーコン鉄道)が建設され、1982年までSkagway から Whitehorse(YT. Canada)まで約180kmの区間を運行していたらしい。その後1988年にFraser(BC. Canada)までの約45kmが観光用として再開されたとのこと。
以降、詳細はご検索を (^^;

列車は出発するとしばらく川沿いに走っていくが、徐々に標高が高くなる.. 途中で Skagway の港に停泊している Dinsey Wonder が微かに見える(上段中央)。 更に進むと左側、川の対岸にはアメリカ側の国境検問所がある。
このオプショナルツアーはカナダにも入国するのでパスポートは必携。これから行かれる方はパスポートを忘れずに!

ホワイトパス&ユーコン鉄道は基本的に単線だが、山の中腹(?)には列車通しがすれ違うことが出来るように一部複線になっている箇所がある。まるで俺の田舎にある路線のようだ。 同じように山の中だしね (^^;
複線箇所では、線路の補修作業を行っている(と思われる)人達がいた。 休憩所と思われる建物に温度計が掛っていたので、何度位かとズームして見ると、12℃だった!? なんだ、そんなに寒くねーじゃんか!?

列車は更に山を登り標高もかなり高くなってきた。 辺りは雪だらけ.. 少し寒くなって来たし、冬に逆戻りだ!



そして、とあるガイドブックにも載っていた、White Pass & Yukon Route(ホワイトパス&ユーコン鉄道)の一番の見どころ(スキャグウェイ観光のハイライト?)と思われる鉄橋が近づいて来た。 『 お~、すっげー!? 』

この鉄橋を渡る物とばかり思っていたが、列車は鉄橋の脇を通り過ぎ、迂回するようにトンネルに入って行った。 (^^;
拍子抜けしたような感じだが、ガイドブックは勿論、何処にも “橋を渡る” とは書いてないので、騙された訳ではないが。。。


山を登り切った辺りで列車は国境(アメリカ-カナダ)を越えた。 Skagway は曇だったが山の上は晴れている。
辺り一面雪だらけなので太陽の光が反射して、すっげー眩しい!? サングラス持ってくればよかったな (^^;

Skagway を出発してから約1時間40分、終点の Fraser に到着した。 ここで列車を降りる前、カナダ入国審査官が乗車し、乗客全員のパスポートをチェックする.. 入国スタンプを押すものと思っていたが、本人確認のみで終了。 これで、入国なの?!
列車を降り、今度はバスに乗り換えて Yukon Suspension Bridge へと向かう。

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