スコットランドの小さな町ラーウィックへ【ノルウェーフィヨルドクルーズ旅行記⑧ Day8】

2017年ノルウェーフィヨルドクルーズ

2017年6月28日(水)

クルーズ7日目。

6:00am 今日からスコットランド(英国)を巡る。

いつも通り早起きして、コーヒーを飲みながら デッキ9のシービューバー(Sea View Bar) で朝の一服だ!!

天気は曇り、予報では最高気温12℃。
今日も風が少し冷たい?!
日本とは大違い (^^;

デッキからしばらく周辺の景色を眺めていると、対岸の小高い丘陵地帯で何やら白い小さな物体がたくさん動いている。

牛じゃねーよな。
もしかして、羊かな?!

暫く進むと今度は墓地(?)のような場所が見えてきた。
もうすぐラーウィックに到着だ。

スコットランドのラーウィックへ 〜Lerwick, Scotland〜

ビュッフェレストランのリドでの朝食
8:00am 今日もビュッフェレストランのリドで朝メシをいただく。

本当に学習能力がないように思われるかもしれないが、普段は喰わない朝メシだがクルーズに来るとどういうわけか腹が空く。

のリドでの朝食のオムレツとお粥
朝からコッテリした 欧米メシ(?)よりお粥(CONGEE)の方が胃に優しいかな?!
そしてオムレツは別腹。

朝食前、自室のモニターで現在位置を確認する。

ラーウィック(Lerwick)は、ベルゲンから西へ約370kmの場所にある。
昨夜は北海を横断するため船が揺れるかなと思ったが、昨夜は海も穏やかだったようで、ほとんど揺れなかった。
さらに昨夜、夜中に目が覚めたが、夜なのに真暗にならなかったのがとても印象的だ。

そうそう、今日はテンダーでの上陸だ。

スコットランドのラーウィック

9:30am テンダーの乗船チケットを受け取るため、デッキ2にあるクイーンズラウンジ(Queen’s Lounge)へ。

なお今日はイギリス(英国)への入国審査がある。
上陸準備を整え、クイーンズラウンジへ行くとチケットは無くても大丈夫とのこと。

デッキ1のギャングウェイに向うと、英国入国審査官(?)がパスポートのチェックを行っただけで、入国審査は終了した。

テンダーボートに乗り、ラーウィックの港に向う。

港に到着すると、揺れる船から降りるゲストをクルーがしっかりとサポートしてくれた。
カメラを向けると2人とも良い笑顔!!

埠頭では2人の女性がバイオリンでお出迎え。
イギリス(英国)は、19カ国目の国だ。

ラーウィックの町を散策

初めての場所、ラーウィックに上陸したはいいが、クルーズ後半イギリスの各寄港地に関しては、ほとんどと言って良いほど調査していない。
前半のノルウェーは自宅に例のガイドブック(北欧編)もあったので、それなりに(?)効率よく街を巡れたが。

とりあえず乗船時にもらった Port Guide を持って街をブラブラと散策してみることに。

埠頭の目の前に、公衆トイレ(PUBLIC TOILETS)がある。
緊急事態ではないが、用を足す。
公衆トイレなのでいかがな物かと思ったが、清掃が行き届きとてもキレイだった。

まずは、港から徒歩ですぐの場所にあるシャーロット砦に向う。
ここは無料!!

この砦が築かれたのは17世紀半ば、第1次英蘭戦争の時。
その戦争でオランダによって破壊されたが、1782年に再建されたようだ。
大砲は当時の物らしい?!

なるほど、オランダによって破壊されたから、大砲はオランダ船籍の船を狙ってるわけだ (^^;

ザイデルダムを狙うシャーロット砦の大砲


シャーロット砦を後にし、次は PORT GUIDE に載っていた英国最北に位置するというショッピングセンターに向ってみる。

途中にあった、アジアン・レストラン。メニューにはChina/Korea/Japan/Thailand など多彩な品揃え。
もちろん入る勇気はない (^^;

地図を見ながら歩いているが、ショッピングセンターがなかなか見つからない。

立ち止って現在位置を確認していると、前から来た初老のご夫婦(旦那さん)が、親切に教えてくれた!!
また近くにある、『( Museum もお勧めだ )』 と言っていた。

しばらく歩いてショッピングセンターにようやく到着。

英国最北のショッピングセンターと言う割には.. 小さくねぇ?!

早速、店内に入ってみる?!
ミニホームセンター、肉屋、魚屋、床屋、おもちゃ屋、ファストフード店などが入っているが、正直、日本でよくあるショッピングモールとは大違い。
でも住人にとっては重要な場所だよね。

早々に見学を終え、トイレを借りただけで撤収した。

外に出ると、巨大な建造物を載せた船が停泊していた。
恐らく海洋油田の設備なのだろうが、その大きさには驚くばかり?!

ラーウィックにある海洋油田の設備


港方面に戻ろうと道を歩いていると、さっき道案内をしてくれた、お父さんにまた逢った!!
お父さん、『( Museum には行ったか? ) 』 としきりに博物館を勧めていた。
帰国後、調べてみると、ここラーウィック周辺の成り立ちなどを詳しく紹介する博物館だったようだ。

なるほど、遥々日本から来た旅行者の我々に自分の大切な地元を紹介したかった訳だ?!
お父さん.. あなたは本当に親切で人に優しく、誇りを持って生きておられるんですね。

お父さんと記念写真を撮った後、来た道(往路)とは別の路地をブラブラしてみることに。

すると、何だかとてもレトロ(?)な乗用車が停まっていた。
やはり帰国後調べてみると、この車、ジャガー Mk1(or Mk2)だった!!
1956~1967年まで生産されていたようだ。

しばらく行くと石造りの重厚な建物が。
ここは、ラーウィック警察署(Lerwick Police Station)だった。

駐車場にはカラフルなカラーリングのパトカーがとまっていた。
側面には、POLICE DOGS と書かれていたので、警察犬が乗る車両なんだろう。

警察署の向いに何やらモニュメント。
これは第2次世界大戦で亡くなった兵士の慰霊碑のようだ。
合掌しご冥福をお祈りする。


その後も街をブラブラしていると、とても綺麗な庭園に出くわした。
King Georoge’s Field と刻まれていた。
後にいろいろ調べてみたが、King Georoge とはイギリスの王様のようだが、ジョージxx世と言う人が多過ぎるので、誰が作った庭園か解らない (^^;

そうそう、King Georoge’s Field の一角には、パター練習場(?)のようなところも。

暫く歩くと図書館が。
Free WiFi のようなので、早速メールなどダウンロードする (^^;

ラーウィック、ここは石造りの建物が多く、街全体が重厚な造りで出来ている素敵な街だ!!

細く急な坂道を下り、港に戻る。
とても趣きのある坂道だ?! でも急すぎて少し疲れる。

港に着き、テンダーボートに乗り込み、ザイデルダムに戻る。
すると、前に停泊しているテンダーボートには、ROTTERDAM と書かれている?!
まぁ、ROTTERDAM も同じホーランドアメリカ ラインのクルーズ船だが、違うクルーズ船に積むこともあるんだね。

船に戻ってのんびり過ごす午後

ダイブインのホットドッグとフレンチフライ
0:30pm 今日もランチはリドいただく。

ただ今日のメニューはいつもと違い、俺はプールサイドにあるダイブイン(DIVE-IN)の ホットドッグとポテト にした。

リドのピザ
かあちゃんは ピザ と トマトとモッツァレラチーズのサラダ。
また、いつも通りオリジナル・サラダ はかあちゃんとシェアする。
勿論デザートは忘れない (^^;

ランチの後は恒例の GREENHOUSE SPAで、のんびり & リラックス!!

今回、スパが割と空いてることが多い。
前回のコーニングスダムでのクルーズの時は、年末年始と言うこともあり、ゲストの数も多かったせいか、スパも連日割りと混んでいた。

結局、2時間以上もスパでのんびりしていたようだ。
一服した後は、クールダウンのためリドで、アイスクリーム・タイム!!

かあちゃんは、バニラ と チョコ。キウイのソースをかけ、ナッツをトッピング!!
俺は バニラ と ストロベリー。上にストロベリー・ソースをかけてみた。

で、リドでは早くもディナーが始まっており、小腹も空いていたこともあって、アイスと共に 生ハムのおつまみ をいただいた。 (^^;

クールダウン後は、デッキ10の展望ラウンジのクロウズネスト (CROW’s NEST)で、読書やゲーム!!

7:00pm からは明日の寄港地、ポートリー(Portree)の見所を紹介するプレゼン What to See and Do in Portree を聞くため、クイーンズラウンジへ。
だが明日の寄港地ポートリーもあまり見所はなさそうだ。
明日もテンダーだし?!

ディナーはメインダイニングで

Belgian Endive and Mixed Greens
Evening Attire : Smart Casual

8:00pm 今宵は3日振りにメインダイニングでディナーをいただく。

何喰おうかな?!

まずは前菜。かあちゃんは、Belgian Endive and Mixed Greens。
アボカドやイチゴ、チコリなどが入ったサラダ。ただ、ドレッシングがバルサミコ酢ベースなので、若干苦手な味のようだ。

Shrimp and Crab Louis
俺は、Shrimp and Crab Louis。
俺は本当に、エビ/カニ好き。前菜メニューにこれらが載っていたら迷わず選ぶ?!

Seared Kingfish

Boston Lager Iron Steak

Cherry Crisp

そして、かあちゃんのメインは Seared Kingfish。

Kingfish とはなんぞや・・?
後に調べたら ヒラマサ だった。

焼いたヒラマサと一緒にサフランリゾットとエビ、アサリ、ムール貝などが添えてある。
特にサフランリゾットが美味かったようだ?!

俺のメインは Boston Lager Iron Steak。
昨夜のカナレット (Canaletto)とは少し違うが、俺は夕食の流儀(?)として、基本的に前菜はエビ/カニなど魚介類系、そしてメインは、牛(ステーキ)を選ぶようにしている。
ちなみに今宵は、Boston Lager Iron Steakなので、前菜は魚介、主菜は(牛)ステーキと流儀を貫いている。

Poppy Seeds Pavlova

今宵のデザート、かあちゃんは、Assistant Server の AGUS がお勧めするCherry Crisp。
確か、2年前 EURODAM で俺が喰ったデザートだと思う?!

俺のデザートは Poppy Seeds Pavlova。
メレンゲの上にベリーが乗ったサクサクとしたデザートだ。途中でかあちゃんと交換して、それぞれを楽しんだ!!

食後、サーバーの DARU が、ナプキンの織り方を披露してくれた。
まずは以前、ディズニークルーズで習ったタキシード型、次は DARU に従い作って行くと。

何と、その形はブラジャーだった?!
これには3人で大笑い。

ここで、俺の対抗心が沸いてきた。
通常はタオルで作るのだが、何とか得意(?)のサルを作った。どうだ!


ザイデルダム のメインステージのビスタラウンジ
10:00pm デッキ2/3のビスタラウンジ(Vista Lounge)で、今宵のショーを観る。
今宵は、マジック/コメディ/イリュージョンとテンコ盛り。

JORGOSのマジックショー
英語が苦手な我が家だが主人公(JORGOS)はネイティブでないのか、我が家でも解り易い英語だった。
で.. 肝心のショーの内容だが、言葉にしてもおもしろくないので、ここは割愛!


今夜のタオルアート
今宵のショーを観終え、自室に戻る。

くどいようだが自室までは、わずか徒歩1分。
いつも通り、ベッドには明日の Navigator と、” 犬(ブルドック?) ” の Towel Art。

さて、明日のポートリーはどうしようかな?!
ま、明日考えれば良いか?!

それでは、今宵はこれで.. お や す み な さ い (^^v


スコットランドのポートリー

to be continued 9th day
Portree, Scotland

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