上海、絶好の場所に停泊
2018年4月16日(月)
ホーランドアメリカのフォーレンダムクルーズ6日目。
今日は上海(中国)に寄港します。
上海は私たちにとって初めての場所。
というか私にとって中国自体が初めてです。
実は旦那にとって生まれて初めて訪れた海外が中国。
それ以来、何十年ぶり(?)の中国訪問です。
Weather: 62°F / 17°C、Sunny
Arrival:8:00am Overnight
そう今日はここ上海に停泊するのです。
部屋の小さな丸窓から外を見ると、テレビでも見たことがある上海の光景が広がっていました!
目の前に立ち並ぶ高層ビルを見て、旦那は大興奮。
なんと5時過ぎには起きていた旦那。
その旦那の話によるとすでに夜中の3時頃には到着していたらしい。
(3時に起きてたということ?)
乗船前、今回の上海でのターミナルはどこになるだろうと調べました。
わかったことは、上海港国際クルーズターミナルと上海宝山国際クルーズターミナルの2ヶ所あること。
(名前も似ていて区別しずらいが)
上海港国際クルーズターミナルは上海市中心部の外灘(バンド)に近い場所にありますが、上海宝山国際クルーズターミナルは中心部から20km以上離れている。
そしてクルーズ船のスケジュールが掲載されているWebページを見ると、フォーレンダムは遠い方の上海宝山国際クルーズターミナルとなっていました。
*地図の上の青丸が上海宝山国際クルーズターミナル。下の赤丸内にあるのが、今停泊している上海港国際クルーズターミナルと外灘(バンド)です。
このように情報が錯綜した状態(自分たちだけ)で乗船したのですが、結局、中心部に近い方のターミナルになりました。
いや~、良かった、良かった。
後で調べたところ、黄浦江にかかる橋のクリアランスの関係で、7万トン未満の客船は上海港国際クルーズターミナルを、7万トン以上の客船は上海宝山国際クルーズターミナルを利用することになっているそうです。
フォーレンダムは 6万トンなので上海港国際クルーズターミナルに停泊できたわけです。
上海の市街地は、長江の支流である黄浦江を遡ったところにあります。
つまりフォーレンダムは川を遡ってきたのです。
7時30分。本日の朝食はビュッフェレストランのリドです。
旦那はリドでの定番のお粥とその他諸々。
今朝はオーストラリアから来たという夫婦と相席になりました。
旦那さんは88歳で、それも昨日が誕生日だったそう。
とても88歳には見えないお元気な方。
そして私のことを30代に見えると言ってくれた、とっても見る目がある方。
(実際の年令はトップシークレットです 笑)
私はぶどうパンとその他諸々なアメリカンな朝食。
ドキドキの中国入国審査
今日は中国への入国審査を受けなければなりません。
その手続き等の案内は昨日のうちに部屋に届けられていました。
審査を受けるためには、まず整理券をもらい、その整理券に記載された番号がコールされたら入国審査を受けます。
朝食後、私たちも整理券をもらいに指定された場所に行きます。
整理券はすぐにもらえ、また番号もすぐに呼ばれました。
船の外に出て、ターミナルビルに入り、入国審査を受けます。
う~、ドキドキ。こんな緊張するのはロシアの入国審査以来かも。
でもパスポートとパスポートコピーを見せただけで、特に質問はありませんでした。
その後、すぐに待機していたクルーにパスポートを没収され、代わりにレシートを受け取ります。
さらに、クルーから「上海に泊まるか、そして電車を使うか」ということを聞かれ、いずれもその予定がなかったので、No と答えました。
ちなみに一度船外に出ると、すべてのゲストの入国審査が終了するまで船に戻ることはできないということ。
また船外ではパスポートのコピー(審査の時にコピーにもスタンプが押された)を携帯すること。
パスポートの原本は船側が預かる、ということでした。
なおビザについては日本人は15日以内の滞在について基本的に不要です。
とにもかくにも手続きは終了。
無事に中国へ入国!
まずは歩いて外灘へ!
上海では無料のシャトルバスがあるということでしたが、どこから出発しているのかわからなかったので、とりあえず歩きます。
ターミナルビルを出たところにスターバックスの看板が!
こちらはターミナルビル前の通り。
食堂やお店などが入っている低層でちょっと古そうな建物の後ろに高層ビルが立ち並んでいます。
まずは外灘(バンド)をめざそう!
船が遡ってきた黄浦江にかかる橋を渡ります。
上海の有名な観光地、外灘を散策
ターミナルビルから15分くらい歩いて、外灘に到着。
シャトルバスは船を降りたすぐの場所からHuangpu Garden という外灘(バンド)の近くにある公園の間で運行していました。運行時間は朝7時30分から夜の8時30分まで。
外灘は、19世紀後半から20世紀前半にかけて建築された西洋式高層建築が立ち並ぶ外国人居留地です。
上海でも有名な観光エリアですよね。
これはシャトルバス乗り場のすぐ前の建物。
これも素敵ですね。
外灘の向かいには黄浦江に沿って遊歩道が整備されています。
黄浦江の対岸は高層ビルが立ち並ぶ浦東新区。
2010年の上海万博の会場のあった場所ですね。
こちらは外灘をみたところ。
外灘は1kmほど続いており、租界時代の行政と経済の中心だったことから官庁や銀行のほか、有名ブランドのショップやバー、レストランなどにも建物が使われています。
歩道の一角にはお花も植えられていました。
こうして見るときれいな町ですよね。
遊歩道の下にはコンビニのような小さなお店やカフェ、お土産物屋さんなどもありました。
次は豫園(よえん)に向かいます。
to be continued 6th day